co-fan(こ・ふぁん)- 群馬県障害者芸術文化活動センター

すべての人たちが自由に表現できる社会に向けて

樹々のこえ森のカタチ(株式会社ヤマト本社)

■「樹々のこえ森のカタチ」展

座談会「かべをなくし、広がる世界」を開催しました

●日時:25年1月25日(土)
●場所:(株)ヤマト本社1階ギャラリーホール
●展覧会主催:ぐんまインクルーシブアート環境創造プロジェクト実行委員会
●協力:群馬県障害者芸術文化活動支援センターこ・ふぁん
●参加者
 NPO法人 工房あかね 小柏桂子
 一社 あったらいいなをカタチに 多胡宏
 NPO法人 あめんぼ 吉田征雄
 NPO法人 工房あかね 原風香
●進行:一社メノキ 福西俊宏

群馬県内で表現活動を続けている障害のある人たちの作品展示「樹々のこえ森のカタチ」展が、前橋市古市町の(株)ヤマト本社1階ギャラリーホールで始まりました。

この展覧会は、アートを通じて誰も排除されることのない社会を目指す「ぐんまインクルーシブアート環境創造プロジェクト実行委員会」による「はじまりの感覚」展の一環で、群馬県障害者芸術文化活動支援センター「こ・ふぁん」との連携企画のひとつ。アートを通して取り組みを続ける2団体の初めてのコラボレーションを記念して、展覧会初日の1月25日には「こ・ふぁん」関係者による座談会が開催されました。

今回、出品作家は「こ・ふぁん」が選出、各々の作品には県内美術館の学芸員によるコメントも添えるという初の試み。座談会では進行役の福西俊宏氏が「『福祉』の文脈で展示すると、「みんなの作品をみんな展示」となるが、『文化』の文脈では、心に残るものを展示する。専門家に見てもらって心に残るものを展示したのは画期的」と投げかけると、多胡宏氏は「『美術の専門家はこう感じている』ということを加えることで(作品鑑賞に広がりが生まれ)、意義があったかなと思う」と意見を述べました。

座談会の中で吉田征雄氏は「社会の捉え方はだんだんと変化しつつあるが、アート活動を余暇活動と捉える人もまだまだ多く『遊んでいたら稼げない』と言われてしまう。経済的価値はひとつの指標であって、彼らにとって表現することは生きること。そこに近づけるように支援していきたい」と語りました。

原風香氏は「アートを通して、表現する人も支援する側も変化していく。物事についてものすごく考えることが多くなった。考えるきっかけを与えてくれる存在なんだなと思った。この変化をほかの職員と共有化することが大事」と話しました。

小柏桂子氏は「表現することによって評価され、自信につながっていく人をたくさん見てきた。アートの力ってすごいなと感じている。そこが事業所にアートを取り入れる意義。表現活動をぜひ取り入れてほしい」と呼びかけました。

ギャラリートークと展示を楽しみに訪れたという高崎市在住の女性は「ひとつひとつの作品の繊細さ、色使いの美しさに息を呑みました。自由な表現に触れて、こちらも元気をもらったような気がします」と頬を紅潮させながら鑑賞していました。

ギャラリートーク(2025.2.01)

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