群馬県障害者芸術文化活動支援センター「こ・ふぁん」
人材育成事業 第2回
■障害者アート支援初級セミナー
第2回:7月29日(月)13:00~17:00
西毛地区 安中市 あんなかスマイルパーク
主催:群馬県障害者芸術文化活動支援センター こ・ふぁん
共催:社会福祉法人 光の里
協力:一般社団法人 群馬県社会就労センター協議会
講師:NPO法人ながのアートミーティング(長野県)関孝之氏・佐々木良太氏
群馬県障害者芸術文化活動支援センター「こ・ふぁん」の活動軸のひとつに「人材育成事業」があります。初年度はおもに前橋市で開催していましたが、「もっと近隣で開催してほしい」という現場支援者の声を受け、今年度は県内を5つのブロックに分け、各地の支援団体や施設と共催でセミナーを開催しています。これはまた、県内それぞれの地域に芸術文化活動のサテライト拠点を作ること、より地域性を生かした細やかなネットワークを構築していくという、長期的な目標も視野に入れての取り組みです。
令和6年度最初の人材育成事業は、障害のある人のアート活動をサポートしたい人、活動している人、施設の代表者や管理者等を対象にした初級講座。第1回は6月4日に利根沼田地区、第2回は西毛地区を対象に同内容の研修とアートワークを行いました。なお、令和7年1月21日には第3回を太田市で行う予定です。
テーマは<「想像と創造するチカラを磨こう」-アートなまなざしで本人の想いをくみとる->。令和5年度の人材育成事業を通じて出された「障害者アートに取り組みたいが難しそう」「何をしたらよいか分からない」といった意見や要望をくみ取り、支援者が実際にアートを楽しむ過程を通して、支援を行う上での意識の持ち方や接し方、雰囲気のつくり方や促し方などを学びました。
セミナー前半は、当事者を交えてアートワークを行い、支援の実際を学びつつ、受講者も当事者の立場に立って体験。各自腕や身体にガムテープを巻き付けて動きを制限したり、足に筆を挟んだりして墨で個性的な一字を綴る「墨あそび」、クレヨンで〇や△、□をたくさん描いて散りばめ、みんなで大作を完成する「ぐりぐりぬりぬり」を楽しみました。
講師のNPO法人ながのアートミーティング(長野県)の代表・関孝之氏は、「『アートは苦手、難しい』という意識が指導者の側にある。『こうあるべき』という既成概念をまず取り払って。障害のある人の表現はうらやましい限りに自由。いとも簡単に私たちの概念を乗り越えます。もっとうらやましがって」と、語り掛けました。
同法人の佐々木良太氏は「スタッフ自身が描くことで(当事者たちの)エンジンが掛かりやすい。スタッフという立ち位置だけではなく、自分自身も楽しむことが大事。『気持ちよい時間ってなんだろう』という思いを大切にやってみよう」と呼びかけました。
参加者は「アートって難しいと思っていたが、これなら気軽にできそう」「○や線を描くだけで楽しかった。自分たちも楽しんでやればいいんだと改めて感じた」と感想を述べていました。
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