co-fan(こ・ふぁん)- 群馬県障害者芸術文化活動センター

すべての人たちが自由に表現できる社会に向けて

デリカート/2024 展 Art of Life 2024.9.20-10.14

■額装ワークショップを行いました

9月21日、同会場にて額装ワークショップ「アート作品を額装してみよう」が行われました。これは群馬県障害者芸術文化活動支援センター「こ・ふぁん」人材育成事業・第3回「想った、感じた、考えた」研修の一環。前日の9月20日に前橋市の群馬県生涯学習センターで講義を受けた人たちなど約20人が参加しました。

講師は、認定NPO法人もうひとつの美術館の学芸員・とちぎアートサポートセンターTAMの五味渕仁美氏。同館で使用しているさまざまな額縁を用いて、参加者それぞれが持ち寄った絵画などを実際に額装しました。

作業の過程で、五味渕氏は作品を保護しつつ魅力をより引き立たせるための細やかな配慮や工夫を披露。受講者は作品とのバランスを見ながら相応しい額を選び、試行錯誤しながら完成させ、パネルに展示するまでを学びました。

展示した各作品を眺めながら受講者は「きちんと額装すると作品がより魅力的になった」「プロの技術を間近で見られてよかった。見えないところへの心配りがより一層作品を際立たせることに気づけた」「これまでテープで貼ったりして適当に額装していたが、きちんと額装することが作品と作者へのリスペクトにつながることも学べた」と感想を述べていました。

■デリカート・パネルディスカッション「マジメに間違ってる?」を開催しました

10月13日、みどり市の童謡ふるさと館にてパネルディスカッションを開催しました。これは群馬県と栃木県のアーティストによる作品展「DELICATO(デリカート)2024」(県障害者芸術文化活動支援センターこ・ふぁん/群馬県主催)のイベントのひとつ。

デリカートの源泉は18年前に足利市美術館で始まった障害のある人の作品展「アーカーシャ」。群馬県と栃木県のアーティストの尽力によって実現し、その後会場を童謡ふるさと館へと移して毎年開催されてきました。今回のパネリストは、この取り組みを支え育ててきた人たちとその過程でつながってきた人たち6人。

第一部では、芸術文化支援活動の歴史の中で感じたアートへの意識の違いや今後への課題などを、それぞれの立場と視点から意見を述べました。
 ルンビニー園アートディレクターで「アーカーシャ」の生みの親の一人、篠﨑孝司氏は「芸術はいのち。福祉とアートを別にしがちだが、人間は生きているというところから始まっている。自己表現であり身体表現がアート。生きている証がアートなんです。一方、描いたものをお金に換えるのがデザイン。アートは経済とつながらない。原点が違う」と述べました。

第二部では、来場者たちとざっくばらんに語り合い、県内の福祉施設から参加した人は「衣類を破る利用者がいたが、それを「アート」として捉えたら、職員の苦悩が減り、逆に『もっと破ってくれ』と頼むようになった」と、視点や発想を変えるだけで環境にも職員にも良い影響が出た事例を披露しました。またパネリストの一人・人見将氏は「中之条ビエンナーレではアーティストとその周辺の人たちがつながり、人の輪が広がり、続けることの積み重ねで30万人以上の来場者を実現している」と紹介しました。

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